阪口大助(キール)浪川 大輔(ティーン)わくさわ りか(イスラ)榊原良子(アオイ)土師孝也(グールド)
鈴木達央(エンディングテーマ「VOICE」担当/「てしお」副長)氷上 恭子(ジョゼ)
山田由香(シリーズ構成)飯田馬之介(原作・監督)


最初は冬の寒い日に飯田監督のおウチに連れて行かれて、寒さの中、猫ちゃんたちと一緒に随分と長く話をしました。その時は大まかな話だったんですが、そこからキャラクターを少しずつ作っていったという感じでしょうか。最初は双子が主役という設定でなく主役はキール1人だったんです。でも、1人のキャラクターでいろんな事をやるよりも、同じ生まれだけど、環境によって凄く育ち方が違ってしまった2人を主役に据えれば、キャラクターの側面や背景など厚みのある姿を描くことができるんじゃないかってことから、双子のキールとティーンが主役という事になりました。骨太のストーリーの中にも、キャラクターの面白味とか、遊びの部分も入れています。そういった部分も楽しんで見ていただけたらなと思います。


小澤さとる先生について

ちょうど雪が降っている日に小澤さとる先生のお宅にお伺いしました。雪かきで寝られないといっている先生に悪いなと思いつつ一晩中話し込みました(笑)。その時、先生にヒントをいっぱいいただいて、それをベースに山田由香さんと協力して組み上げていったのが、今回の作品「タイドライン・ブルー」です。小澤先生は潜水艦モノの第一人者ということで有名ですけれど、それ以外にも人間「小澤さとる」からいろんなヒントをいただきました。

双子の主人公について

あんまり先を知らせない程度にネタ晴らしをしていくと、主役のキールとティーンはどっちが欠けてもダメなんですよ。どちらか片方だけでも実は人間として成り立っていかないという風に考えています。
 ティーンはイイ子すぎるんですね、親の言いなりになり過ぎてしまった子供なんです。キールは親のいう事を聞かないで、やんちゃで、すぐ反発する。グールドにだけは、どうも傷が気に入ったらしく言う事を聞くんですけど(笑)。

ヒロイン、イスラについて

1話でヒロインが出産という要素をあえて入れましたが、男に都合のいい女ではないヒロインを作りたかったんです。拒絶反応も当然あるだろうなと思いつつも、男の後ろに控えているキャラクターではなく、しっかり自分の足で歩くキャラクターにしたかった。

この作品で語っていきたいこと

この作品ではキールやティーンといった若者を肯定していこうと思っています。今の社会は、非常に子どもを排除していく傾向が強い。子どもにとって生きづらい時代になったんじゃないかと気がするんです。成長物語というのは、ほとんどが大人の都合のいい子どもになっていく物語なんですが、そうではなくて自分の居場所さえ見つけられれば、小さくまとまってしまう必要なんてない!そんな話を作てみたかったんです。
1・2話はわりとイベント主義で、キャラクターの紹介とグールドのクーデターを中心に描いています。3話から段々とドラマ重視のそれぞれのキャラクターを掘り下げていくような話になっていきます。途中で大海戦などの大きなイベントもありますが、最後までキャラクターのドラマでひっぱっていこうと思ってします。
 仲の悪い、子供時代にケンカした恨みをずっと引きずっている双子の兄弟がどう成長していくかという部分と、アオイ、グールドの思惑がだんだんと絡み合ってドラマが進んでいきますので、そちらもお楽しみにという感じです。

視聴者へのメッセージ

まずエンターテインメントであるという事を基本に置きながら、設定ではなくキャラクターたちを描いていこうというのが自分の今回のテーマです。キャラクターたちそれぞれの心情を追いかけて見てください!

阪口大助(キール)浪川 大輔(ティーン)わくさわ りか(イスラ)榊原良子(アオイ)土師孝也(グールド)
鈴木達央(エンディングテーマ「VOICE」担当/「てしお」副長)氷上 恭子(ジョゼ)
山田由香(シリーズ構成)飯田馬之介(原作・監督)